生存報告書

趣味のメモ

猫について3

猫は実家に引き取られてからも結構色々あった。

母は猫をかなり可愛がっており、猫グッズを購入しまくっている。

猫草とか自走するネズミのオモチャとか、猫の形をした爪研ぎマットとか、全部覆うタイプのトイレとか、キャットタワーとか。

猫の名前は"しろたま"というのだが、母はシロちゃんと呼んでいて、父はタマと呼んでいるのが面白い。

ダニよけの首輪をしているし、ICチップも埋め込んだ。去勢手術の予定を立てていた矢先に事件は起こった。

脱走してすぐ帰ってきたのだが、良くない草でも食べたのか、何も食べなくなってしまい寝てばかりになってしまった。

病院に連れて行ったところ赤血球が異常減少しており、このままだと1週間以内に死ぬかもしれないと言われた。

薬を処方してもらい、若干赤血球が増えて命の危機は一旦免れたが、餌は全然食べたがらないのは変わらない。医師によると、元々持ってる猫伝染性腹膜炎か、免疫性溶血性貧血だそうだ。

病気の捨て猫拾って親に押し付けた形になったためかなり後ろめたい気持ちになってたけど、母が「元々持っている病気なら、飼い猫になって良かったかな」と言っていてちょっと泣きそうになってしまった。

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