生存報告書

趣味のメモ

アニポケとベジタリアン

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先日趣味で漫画を描いている友達にダンジョン飯みたいにポケモンを食べる漫画があったら面白いんじゃないかと持ちかけたら本当にネームを描き始めた。

そもそもポケモンの世界では肉や魚や卵は流通しておらず人々は野菜や木の実やパンケーキみたいなものしか食べていない。(ラッキーの卵やヤドンの尻尾などは食べられているようだが)ほとんど完璧な菜食主義社会が成立していることになる。(ポケモン以外にも普通に動物が存在するという説があるが、アニポケで動物は出てこないので除外する)

 

話は変わるが最近狩猟に興味を持って、狩猟系の動画をyoutubeでたくさん観てるんだけど、大抵動物愛護の人たちによってbadがたくさんついているしコメント欄が荒れている。「趣味で動物を殺すな」「イノシシがかわいそう」「人は肉を食べなくても生きていける」というコメントに対して「獣害によってあんたらが食べてる作物が育たなくなってもいいのか」「都会の人間は消費するだけだから綺麗事しか言わない、田舎の生産者の気持ちが分からない」みたいな論争が尽きない。

菜食主義にも主張が様々で、

①動物を殺すことに対する反感

②畜産業の劣悪な飼育環境や労働搾取構造に違和感

③世界の飢餓問題や森林伐採に対する危機感

④健康のため

などがある。

③は家畜を育てる飼料のために当てる耕地面積を人間の食料生産に当てれば森林を伐採しなくて済むし飢餓問題が解決するという主張。

②と③を主張している人達は山で狩猟することに対しては、誰も手をつけてないむしろ増えすぎている野生動物を勝手に獲って食べているだけなので人は誰も困らないからむしろ同意できるんじゃないかという感じだけど、①を言われてしまうと決定的な反論ができないという不安感がある。

漁師が「魚がかわいそう」と言われれば「食べてくためだからしょうがない」と言えるが、趣味でやってるサラリーマン兼猟師が「動物がかわいそう」と言われたらどう反論すればいいのか。猟師はちっともお金にはならないのでほとんど道楽みたいなものだ。「獣害を減らすため」や「狩猟文化を絶やさないため」という大義名分はあっても自分から進んで手を汚して楽しんで獲物を殺しているという後ろめたさからは逃れられないのだろうか。猟師は動物を殺すことに対する正当性みたいなものをどこに求めるのだろうか。一生”狩猟は残酷だ”という気持ちを拭えないまま猟を続けるのだろうか?

虫は殺していい?魚は?動物は?人は?

殺すことを肯定してしまうと線引きが危うくなる。「人間はなぜ殺してはいけないのか?」という問いに対して、「法律で禁止されているから」としか自分は答えられない。

人間は残酷さを持つ生き物だと解釈してしまった方が逆に楽に向き合えるかもしれない。

 

 

そう考えるとアニポケの世界はすごい、人々はポケモンを食べないし共生している。肉食動物みたいな見た目をしたポケモンもお利口にポケモンフードや木の実を食べている。

人間が抱える残酷さを直視しなくていい。