生存報告書

趣味のメモ

ヨハネスブルグにて3

滞在41日目。残すところ4日だ。

基本南アフリカの人たちは8時出勤の16時退勤なので15時半までに作業が終わらないと帰り道は渋滞に見舞われる。こういう時Googleマップは便利で、遠回りだが混んでない抜け道をサジェストしてくれる。いわゆる捨て左折である。

しかしお世話になってるwits大の準教授は最近夜中2時まで研究室に篭り朝10時には大学に来ているようで、どの国でも研究者だけはブラックなのだと思った。この国でブラックなんて口が裂けても言っちゃいけないが。

黒人の良いところは、僕たち黄色人種に対して非常に寛容であるところだ。被差別側だったからか、白人と比べて差別意識が少ないと思う。モールで歩いていると小学生の頃の登下校かというレベルで気さくに挨拶してくれる。挨拶はほとんど你好だが。中国が日本と比べてアフリカにどれだけ出資しているか痛感する。

自分は日本人だと言うと、驚いたリアクションをした後、二言目には空手知ってるぜと言ってくるのがテンプレの反応だ。空手がこんなにグローバルだとは知らなかった。BABYMETALがKARATEという謎すぎる曲を出したのも、今なら頷ける。