生存報告書

趣味のメモ

寒い朝

 

朝が寒すぎて福山かと思った。

 

福山市広島県なのでまったく寒くなくむしろ温暖なんだけど、母方の実家があって、爺ちゃんと婆ちゃんが死ぬまでは年末をそこで過ごすのが恒例だった。だから寒いときの福山しか記憶がないのだ。

 

正月は爺ちゃんがブリを一尾買ってくるので、厚く切ったブリの刺身を食べる。余る分はお雑煮にも入れる。脂の乗ったブリを醤油まみれにして米とかきこむのは最高だ。ブリの刺身を食べると正月を思い出す。

 

正月の昼間はまったくすることがないので、散歩がてらブックオフに行くのが定番だった。ポケスペとひかわカービィうえきの法則ばかり読んでいた。ガッシュやワンピースを読まなかったのは人気があったからだ。105円の棚のだったらオトンにねだれば買ってもらえた。お年玉は親が未来のために貯金してくれるシステムだった。